登山を始めよう…⁉︎

登山に関する知識・体験記・山道具の紹介・日本百名山の画像集です!


ザックはどう選ぶ…⁉︎ そのポイントは…⁉︎

日帰り登山で選ぶザックの大きさは…⁉︎

まずはザックだ…。高尾山くらいであれば、既存のディパックでも十分かと思うが、行く先々を考えて、2泊程度の登山にも耐えられるサイズを購入した。つまりは、シュラフや1人用テントが入るサイズだ…。ザックについては、大きければ大きいほど、キャパシティが広がる為融通が効くが、反面不用に大きいと無駄に重さが増してしまう…。2泊程度に耐えられ、必要最小限となると、40Lくらいが妥当であろう…。30Lとなるとシュラフは入るがテントは入らないと思った方がいい…

 

実際に購入する際には、同じ容量であってもザックそれぞれに形状は異なる為、きちんとシュラフやテント、マット、テントポールが思い通りにザックに収まるかを試してみるのがいい…。買ってから、シュラフが縦にしか入らないとか、テントポールが収まらないことが、発覚すると、極めてブルーな気持ちになるのだろう…

 

ザックを選ぶポイントは…⁉︎

その他、ザックを選ぶポイントとしては、

  • デザイン
  • 重さ
  • 耐久性
  • 撥水性
  • 収納量
  • 値段

などが挙げられるであろう…。重さ・耐久性・撥水性については、店員によく話を聞くといい。基本的には、軽く、耐久性あり、撥水性高いモノは、比例して値段が上がると思った方がいい…。20年ぶりに山道具を選んでみる私からすると、繊維技術の進歩はこの20年間で目覚ましく、この素材がこの価格で買えるのか…と驚愕だったので、2万円以上のザックであれば相当いいザックが買えると驚いた…

 

デザイン・色は好みであるが、私見を述べるならば、デザインはシンプルに…色は目立つ色をオススメする…。まずデザインだが、ザックの外側に多くのポケットや紐・ベルトが付いているデザインはヤメておいた方がいい…。一見、色々入れれたり、外側にポールやストックを結びつけられたりと、機能的で便利のように思えるかもしれないが、実際はあまり使わないので必要最小限あれは十分だという考えだ…

 

必要性は人により異なるが、私の場合は、外側の収納は、出し入れの頻度が高い地図や行動食(チョコやアメ)、財布や携帯電話が入れば十分であるし、収納場所が一つであれば迷わないでいい…。因みに登山中は財布を使うこともないので、入山までしか使わない…。紐・ベルトもまあ2つもあれば十分だ…。多くの人はストックを括り付けるくらいにしか使わないのではないだろうか…。私の場合は、先々雪山をやる事を見据えると2つで十分なのだ…

 

これが収納の数が増えれば、多くは使わないし、複数箇所に分け収納すると、何処に何を入れたかがわからなくなる…。加えて、チャック部分は撥水加工がしにくく、外側にチャックの数が増えれば増えるほど、雨の日にチャックから雨が浸水しやすいと考えた方がいい…。紐・ベルトについてもまずそんなに使わないし、よく山行中には、サンダル、コップ、マット、ポール、ゴミ袋などをザックの外側にぶら下げている登山者を見かけたが、木々や岩などに引っ掛けて、転倒や滑落の危険性が高まるので、極力何も外側に付けないのがベストだ…

 

それ以外で言うと、40L以上の大きさを選ぶ場合は、肩紐や腰ベルトのクッション性やフィット感を重要視した方がいい…。なんせ重いザックを長時間背負うことになるのだから…

 

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書籍名:登山用具2016
著者名:山と溪谷社