木曽駒ヶ岳(きそこまがたけ)とは…⁉︎
木曽駒ヶ岳(きそこまがたけ)は、長野県にある標高2,956mの日本百名山です。地図の表記は「駒ヶ岳」と書かれることの方が多いようです。地域によっては、「木曽駒(きそこま)」「西駒ヶ岳(にしこまがたけ)」 とも呼ばれています。周辺は「木曽山脈北部」の領域で、中央アルプスの盟主・木曽駒ヶ岳は、大きな山容と古くからなじみのある山として知られています。図体の大きな山で本岳、中岳、前岳のみならず、岩稜の山・宝剣岳や、その下に広がる氷河期の忘れ物・千畳敷カールなども木曽駒ヶ岳として語られることが多くあります。この山の下、伊那谷では、西側に見える木曽駒ヶ岳を「西駒」と呼び、東側に見える甲斐駒ヶ岳を「東駒」と呼ぶようです…
3,000mにはチョット背が低いのですが、それなりの高さを誇っている木曽駒ヶ岳は、千畳敷ロープウェイを利用すると楽に登れる3,000m級の山の一つです。千畳敷からは、乗越までがキツイですが、それからはルンルン気分、途中風の強い場所も有りますが、楽しいハイクです。ただし、気象が変わると、そこは3,000m級の山ですので、気をつけた方がいいでしょう。過去にも、多くの遭難があり、大正元年(1912年)八月の地元中箕輪小学校一行37名中校長以下11名の遭難凍死は特に有名で、のちに新田次郎が小説『聖職の碑』でも描いています…
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