使われずにいた登山靴…
前述記事「山道具が無い…」でも記載したように、登山靴だけは15年前に活用していたモノがかろうじて保管されていた…。正確に言うとヤフオクで売ろうとはしたが、さすがに売れず、結局のところ捨てるに捨てれず、出番もないまま眠っていたと言った方が正しい…
大学4年間は、いわゆる革の重登山靴を愛用していたが、酷使し過ぎたせいか、4年でその役目を終え、社会人になってから買い替えたのが、残っている3つの靴だ…↓
① アディダス テレックス AGRAVIC Gore-Tex
② MERREL モアブ FST アイス+ サーモ
③ LOWA MAURIA GT
※画像はいずれも類似もしくは最新の型番です…
ちなみに革の重登山靴は、例の如く部活の先輩に言われるがままに水道橋のさかいやスポーツに連れて行き、言われるがままに他選択肢もなく買わされた記憶しかない…。革の重登山靴が悪いかというと、やはり丈夫で悪路にも強く、継続的に縦走登山をするのであればすごくオススメではあるが、重く、高価で、メンテナンスが大変というのが欠点であろう…
社会人となり、年に数回しか行かず、2泊以上の縦走もしなくなり、軽登山も含めて買い替えたのが上の3足だ…。社会人になっても登るだろうと買ったものの、結局1度2度しか使われず、状態は至極良いのだが、なんせ15年という月日が、劣化を避けらずにいたようだ…
日帰り登山に最適な登山靴は…⁉︎
登山靴選びにおいて重要なポイントは、
- 丈夫さ
- 重さ
- 撥水
の3点に絞ってみると考えやすい…。丈夫さというのは、舗装されていない山道を歩くか否かで考えればいい。岩場や木を掻い潜って登るような登山であれば、それこそ重登山靴のようにソールが滑らず足首を包むように造られた靴を選ぶべきだ…。これが軽登山靴だと岩や木の根で滑ったり、強く岩に足を打ち打撲したり、乗せた足の角度によっては捻挫したりと…歩けなくなるリスクが高まるからだ…。
反面、丈夫な重登山靴は重く、高価だ…。必要以上に重いと、当然ながら歩くにも疲れる為、登る山や天候に合わせて靴を選ぶのが懸命であろう…。ちなみに…私は今度行く高尾山ならば、撥水が弱い①の靴で行く…。雨の懸念があるならば②の靴を選ぶ。1泊以上の登山に行くならば、山の天気は読めないので、無難に③の靴を迷わず選ぶ…。要は必要十分な靴を選ぶことが重要だということ…
<推薦図書>
メンテBOOKとあるように、登山用品のメンテナンスを中心に書かれているムックです。素晴らしいのは、必要最低限と思われる登山装備の洗濯やリペアについての話が一冊にまとめてあるということです。エンドユーザーはともかくとして、ライトユーザーならば十分な情報量を備えています。また、分かりやすい内容で「あれはやっては駄目。これは大丈夫」というのがはっきりと明記されているので、これから登山を初めてみようという方には特にピッタリの本だといえるのではないでしょうか。非常によく編集されたムック。おススメです…