金峰山(きんぷさん)とは…⁉︎
金峰山(きんぷさん)は、山梨県・長野県の境界にある標高2,599mの日本百名山です。周辺は「奥秩父山塊」の領域にあたり、奥秩父の主峰とも言われる金峰山は、古来より修験道の山として、多くの信者を集めたと言われています。里には金桜神社が、山頂には奥宮が祭られ、そのシンボルとしての有名な五丈岩があります。林立する山々に囲まれて、他の奥多摩の山同様、いまひとつ特徴のない山容ですが、この五丈岩はだけは、かなり遠方からも見つけことができ、同座をたやすくしています…
登山コース…
この山は、冬は厳しいですが、夏であれば大弛峠から往復5時間ほどで登れます。その他、長野県側の金峰山荘からのルートと、山梨県側の瑞牆山荘からのルートがあります。高低差も少なくラクチンの山の一つでしょうか、登山初心者の方にもオススメの山の一つと言えるでしょう…。大弛峠までは、山梨県と長野県を結ぶ牧丘・川上林道を使います。 山梨県側(牧丘側)は、毎年舗装工事が進み、昔はあった悪路が随分と少なくなりました。タクシーでも、山梨側からは上がってくれます。深田久弥が数日かけて登った秘境も、大弛峠には、ヒールのおばちゃんもいて、なかなか残念な思いもします…
<推薦図書>
紅葉を愛で、水晶やきのこなど金峰山ならではの魅力に触れていきます。標高2599m、奥秩父の主峰金峰山山頂からの360度の展望は、富士山が目の前に臨まれ、そして奇岩怪石に囲まれた名峰瑞牆山の山頂に立った感動はひとしおです…
書籍名:山へ行こう金峰山・瑞牆山[DVD] (<DVD>)
著者名:山田 哲哉