蔵王山(ざおうざん)とは…⁉︎
蔵王山(ざおうざん)は、山形県にある標高1,841mの日本百名山で、周辺は「蔵王連峰」の領域にあります。蔵王連峰は南北36km、東西20km、総面積40,000ha強の山形・宮城両県にまたがる火山群の総称です。周辺は、蔵王国定公園にも指定され、一般には、エコーラインを境に南蔵王、北蔵王に分けらます。 山岳名 <ピーク>として、「蔵王山 <熊野岳>」と記述されることもあり、北蔵王には最高峰・熊野岳、刈田岳、地蔵岳、火口湖・御釜やなどが含まれ、特に、刈田岳、御釜は、蔵王エコーラインを利用した観光客も混じって、すっかり観光地化しています。南蔵王には不忘山や杉が峰などが含まれ、樹木におおわれたなだらかな山が連なり、静かな山歩きが楽しめますし、最高峰・熊野岳山頂は広い熔岩台地で、遠く飯豊連峰、朝日連峰、月山などの山々が展望できます…
古くから山岳信仰の山として親しまれた山でもありますし、連峰全体が火山性の山であり、蔵王温泉は爆裂火口底にできた有数の温泉街となっています。冬の樹氷は、世界的にも有名です。またスキーのメッカでもあります…
<推薦図書>
蔵王連峰に花を見に行く時に頼りになる一冊。蔵王連峰の花と登山ガイドの決定版です。とにかく行く人の立場に立ったガイドにするというのが基本コンセプトで、どこでどんな花が見られるかといった花の情報はもちろん、これまでどのガイドブックにもなかったコース各ポイントにおける携帯電話(4社)の通話可否情報や山麓のコンビニやガソリンスタンド情報など、便利な情報が満載 。一種ずつ花期をグラフで表示した花図鑑も一般向きのわかりやすい内容でまとめてあります。さらに近年確認されたザオウアザミやワガトリカブトなど、蔵王の最新花情報も必見です。また山麓の「水芭蕉の森」など、そのほかの花名所の案内も入っています。絶対満足の一冊です…
書籍名:フラワートレッキング蔵王連峰
著者名:日野 東 , 葛西 英明