【日本百名山】早池峰（はやちね） - 登山を始めよう…⁉︎

早池峰（はやちね）とは…⁉︎

早池峰（はやちね）は、標高1,917m 岩手県にある日本百名山です。地図での表記は「早池峰山」の方が多いようです。周辺は｢北上山地｣の領域です。岩手県の盛岡市より南東方面へ約35kｍ（直線）に、北上山地の主峰・早池峰はあります。エーデルワイスに似た早池峰固有種ハヤチネウスユキソウを初め数百種の高山植物が確認されており花の宝庫として有名です。また付近は、以下のような天然記念物としても登録されています…

特別天然記念物「早池峰山及び薬師岳の高山帯･森林植物群落」
天然記念物「早池峰山のアカエゾマツ自生南限地」

山岳信仰の山でもあり、東西南北にあった古くからの各登山口付近には早池峰神社があり、ここから山頂の奥社に向かって信者が歩いたと聞きます。また、伝説も多く、姫神山を妻にめとっていた岩手山が、美しい早池峰に心を奪われ、離縁を迫ったが、遠くに行かない姫神山に激怒（噴火）した伝説（三山伝説）もあります。そんな、花やロマンとは裏腹に、登山道は、龍ケ馬場の鉄梯子をはじめ、急な岩場、クサリ場を越えなければならない厳しいものです…