登山を始めよう…⁉︎

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雨合羽・レインウェアはどう選ぶ…⁉︎

雨合羽⁉︎ レインウェア⁉︎

高尾山登山に向け、山装備・山道具の準備も概ね揃ってきた…。今回は雨合羽・レインウェアについてです。私が学生時代は、雨合羽や合羽となんの疑念もなく呼んでいたが、山道具屋に行っても、インターネットで調べていても、レインウェアと呼ぶ方がどうも一般的らしい…。いずれ様々な山道具についてウィキペディア的に纏めたいと思うが、当面は雨合羽・合羽・レインウェアという表現は統一せず、併用して表現することをお許しいただきたい…。いずれもモノは一緒であるとご認識いただきたい…

 

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雨合羽・レインウェアは必須…⁉︎

よく登山入門者に受けるのがこの質問だ…。結論は、どんな低山であっても、どんな天候のいい登山であっても、雨合羽・レインウェアは必須と捉えるべきだ。裏を返せば、よく言われることでもあるが、それくらい山の天気や気温はは変わりやすく、濡れた体は山において致命的だと思った方がいい…。言葉通りだが、悪運重なると本当に死に繋がるからだ…

 

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雨合羽・レインウェアはどう選ぶ…⁉︎

例の如く、学生時代に先輩に連れられ真っ先に購入させられた山道具の一つがこの雨合羽で、ノースフェイスの派手なオレンジ色を選んだ…。当時はゴアテックス(撥水性・通気性の高い素材)が確か出たばかりの頃で、山道具屋・さかいやスポーツの店員も絶賛していたのに乗せられ、高価ながら無理して購入したのを覚えている…。色は先輩からの有無を言わさない「遭難した時見つけやすい派手な色にしろ」という一言によりオレンジを選んだ…。遭難することがあるんだ…というのと、この人達は遭難した時に助けてくれるんだ…という2つの強烈なメッセージを今でも鮮明に記憶している…

 

前置き長くなったが、雨合羽・レインウェアを選ぶ時のポイントは、上にも記載した撥水性、通気性、色だけで十分だ。撥水性・通気性については、ゴアテックスを選べば間違いは無い。当然それ以上のモノもあるにはあるが、比例し値段も上がるので、ゴアテックスか否か、ゴアテックス相当の撥水性・通気性のある素材かを店員に聞くといい…。色は派手なモノがやはりいい。山道具で見ると、青・緑・黄色も派手に見えるかもしれないが、山の中では樹木に隠れると意外に目立たず、できれば赤やオレンジなど葉の緑色と反した色がオススメである…。観点は、遭難した時に捜索ヘリが見つけやすいかどうかなのだ…

 

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私の雨合羽は…⁉︎

で、いざ高尾山に向けての雨合羽だが、これだけは売らずに残っていた…。というのも、1代目のノースフェイス・オレンジが学生時代の酷使によりボロボロになった後、社会人になってすぐ買い替えていたのだ…。それがこちら…↓

 

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マウンテンハードウェア製のレインウェアで、撥水性・通気性については全く問題なく、しかも他メーカーに比べて安価なのが、オススメだ…。社会人になってからは、なかなか山に行けずその出番は数回しかなかったのだが、山と疎遠になってからも、その用途・役割をゴルフ用のレインウェアと変え、大活躍してくれていたのだ…。おかげで、雨合羽は買わずに高尾山には望みたいと思う…。節約、節約…

 

<推薦図書>

山歩きをはじめたい人のための実用書。どの山に行くか、どのコースを歩くかというプランニングの方法をはじめ、山のウエアや山道具の選び方と、そのメンテナンスについてなど、初心者にもわかりやすい、山への準備情報がたっぷり。さらに疲れない歩き方や危険個所のこなし方など、山歩きのスキルアップ情報や、山ごはんのレシピ紹介、山小屋泊の過ごし方まで、実際の山で使えるノウハウが詰まっている。山歩きのキホンが全てわかる一冊。

書籍名:はじめよう! 山歩きレッスンブック (諸ガイド)
著者名:柏 澄子 / 大武 美緒子