登山を始めよう…⁉︎

登山に関する知識・体験記・山道具の紹介・日本百名山の画像集です!


【日本百名山】利尻山(りしりざん)

利尻山(りしりざん)とは…⁉︎

利尻山(りしりざん)は、標高 1,721m 北海道にある日本百名山です。地域によっては、「利尻富士(りしりふじ)」「利尻岳(りしりだけ)」 とも呼ばれます。北海道・最北部・利尻島の中央部にあって、海抜0メートルから1,721mまでそそり立ち、利尻島全体にそびえる独立峰、また典型的な円錐型成層火山(富士山型)で利尻富士とも呼ばれる美しい山です。 周辺は、利尻礼文サロベツ国立公園にあって、多数の寄生火山や湖沼があり、高山植物の宝庫です。 現在、中腹から上部は浸食が進み、山肌が切り立ち、特に南峰は、立ち入り禁止にもなるほど危険な状態です。この山は、船からの景色が特に良いとされていますが、長官山あたりから見上げる姿にも、味わいがあります…

 

登山コース…

登山道は3本ありますが、船の便の関係上 鴛泊コースがポピュラーです…

・鴛泊コース(おしどまり)三合目から  …約5時間30分
・沓形コース(くつがた)        …約5時間
・鬼脇コース(おにわき)        …崩落が激しく登山禁止

 

山頂…

海上に浮かぶ独立峰がゆえ、天候に恵まれる日は少ないのですが、天気の良い日、山頂からの展望は、すこぶる良く、稚内礼文島樺太の島々をはじめ、遠く大雪の山々まで見渡すことができます…

 

山名の由来…

山名の利尻は、アイヌ語で「リ・シリ」「高い・島」の意味があるそうです。この山の名前は、日本百名山では「利尻岳」となっていますが、国土地理院ほか「利尻山」となっている資料が多いです…

 

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<推薦図書>

旧い歴史をもち、文学に謳われ、独自の風格をそなえた名峰百座。そのすべての山頂を窮めた著者が、山々の特徴と美しさを語る名著。記紀にその名がしるされ、万葉びとが畏れを抱き、平安歌人によって歌われ、俳人芭蕉はその雄峰を讃じ、北斎や大雅を魅了しつづけ、宮沢賢治が四行詩に歌った、日本人の生活と精神的風土に深く結ばれてきた名峰百座の個性を、簡潔な文章に凝縮させた山岳随想の古典…

書籍名:日本百名山 (新潮文庫)
著者名:深田 久弥