富士山(ふじさん)とは…⁉︎
富士山(ふじさん)は、標高3,776m 山梨県・静岡県の境界にある言わずと知れた日本一の標高を誇る日本百名山です。山岳名 <ピーク>として、「富士山 <剣ヶ峯>」と記述されることもあります。山頂付近には二等三角点(富士山 3775.6m)があります。美しい富士山が、現在の形になったのは、約1万年前だそうです。それまでに大きな2回の爆発で出来た古富士の上に新たに大きな爆発があり、現在の姿ができたそうです。そして、約300年前にも爆発し宝永山を誕生させました。この富士山は、現在でも活火山です…
日本一高い富士山は、古くから信仰の対象として栄えました。室町時代に築かれた「富士講」と呼ばれる信仰がありました。江戸時代には八百八講もあったそうです。「富士講」の道者たちの世話や指導をしたのが御師です。道者たちは御師の家で祈祷をし、一晩休み、翌日白装束に身を固めて、浅間神社で参拝してから山頂を目指したようです。現代では、百名山信者だけでなく、一般のハイカーまでが、この日本一を目指し、夏の7月8月に集中して登ります。私自身、大学・ワンダーフォーゲル部時代には登頂したことがなかったのですが、サラリーマンとなってから、異動する先々で、一生に一度は登ってみたいという同僚を連れていく形で、結局3度登頂しています…。みんな大好きというわけです…
登山コース…
頂上を目指す登山口は、北から時計回りに南に、吉田口(河口湖口ともいう)、須走口、御殿場口、富士宮口とあります。西側は、大沢崩れといって、土砂崩れが起こるので、登山には不適です。山頂・剣が峰まで最も楽に登れるのは、富士宮口です。富士宮口は、駐車場が小さく、長い車道歩きを強いられることがあります。吉田口が、設備の点では一番で登山者数も一番多いです。古くからも、おそらく標高差の問題から、吉田口は栄えていたようです…
<推薦図書>
「東京カメラ部10選2016」に選出された新進気鋭の富士山写真家・橋向 真さんによる富士山カレンダー。橋向さんならではの空(雲)の表情が存分に生かされた雅な写真が満載。また、コントラストを強めた作風は印象的で、一度見たら忘れられない個性を発揮しています。※当カレンダーは日本最大級の審査制写真投稿サイト「東京カメラ部」とエイ出版社とのコラボレーション企画として誕生したものです…