美ヶ原(うつくしがはら)とは…⁉︎
私が、行きたくて行きたくて、ずっとずっと行けていない百名山の一つ、美ヶ原(うつくしがはら)は、長野県にあります。山岳名 <ピーク>として「美ヶ原 <王ケ頭>」と記述されています。周辺は「筑摩山地」という領域にあたり、長野県の中東部・ちょうど松本市の東側にあり、八ヶ岳から北に伸びる高原状の台地に続く美ヶ原は、ピークの標高2,034mですが、周辺全てが2,000m級の広々とした高原です。ピークといっても、ピークらしいピークもなく、広い高原には、近代になってから開拓された牧場があり、牛の群れがゆったりとしています…
この高原は、北アルプスの絶好の展望台のようで、登頂者に聞くと、空気の澄んだ秋や、冬の早朝がより良いようです。遮るモノが何もの無い草原・雪原は、非日常を味わえること間違いないでしょう…。夏は散歩がてらのハイキングが楽しく、多くのハイカーがこの山を訪れます。のんびりとした牛の群れを見ながら、大きな空・流れる雲を見上げれば、日々の生活を忘れることができ、いいリフレッシュとなるでしょう…。ハイキングに適した山ではありますが、そこは2,000mを超える百名山ですので、思っている以上に気温が低いことには気を付けて、防寒具をお忘れなく…
<推薦図書>
深田久弥の「日本百名山」で取り上げられた名山と名山に抱かれた秘湯の趣をハイビジョン映像で紹介する自然紀行シリーズ。本作では、避暑地として知られ、交通アクセスも便利な高原の山々の姿を捉える。高原の壮大なパノラマを楽しむことができる…