登山を始めよう…⁉︎

登山に関する知識・体験記・山道具の紹介・日本百名山の画像集です!


【日本百名山】会津駒ヶ岳(あいづこまがたけ)

会津駒ヶ岳(あいづこまがたけ)とは…⁉︎

会津駒ヶ岳(あいづこまがたけ)は、福島県にある標高2,133mの日本百名山です。地図上での表記は「駒ヶ岳」と表現されることが多いようです。地域によっては「会津駒(あいづこま)」 とも呼ばれることも多く、私自身も全国に駒ヶ岳が多数ある為、会津駒と略して呼んでいました…。周辺は「駒朝日山群」の領域に位置します…

 

尾瀬の北方にそびえる会津駒ヶ岳は、会津を代表する名山として知られ、深田久弥の「日本百名山」にも選ばれた名峰で、この山の魅力は、無数の池塘を配したなだらかな山頂付近一帯に広大な湿原が広がり、天上の楽園を形成する可憐な花の群落です。山頂より中門岳へつづく約1時間の縦走路は、木道をはさんで池塘、湿原に咲く花が見事な景観をつくり、登山者の心を癒してくれます…

 

登山コース…

登山コースは、「キリンテ・コース」「滝沢コース」の2つあるが、「滝沢コース」が一般的です。 滝沢登山口〜山頂まで登りは4時間、下りは3時間といったところでしょうか…。山頂〜中門岳までも続き、湿原が点在する尾根で、行きは40分、帰りは30分、ここまでを見ないと駒ケ岳に登ったことにならないという人もいる…

 

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<推薦図書>

尾瀬の入り口 檜枝岐村出身の著者による 会津駒ヶ岳登山の旅行記。本文より…「六十歳、還暦となった。体力の衰えを感じる。とくに腰痛がひどい。だれでもこの年になると一つや二つ病気や身体の不調はあるものだ。体力の衰えや病気と仲良くしながら生活しなければならない、と半ばあきらめている。それでも時々、「腰痛体操」や「腰痛の治し方」といった本を買って治そうと試みる。続ければ効果が出るのだろうが、効果が出るまで続かない。根気も根性も衰えているのだろうか。こんなガタのきた身体でも、日常生活に不便はまだ感じない。この健康をできるだけ維持しようと、散歩やラジオ体操に努めている。体力がさらに衰える前に一つ実現したいことがある。ふるさと「会津駒ヶ岳」に登ることだ。尾瀬は交通の便もいいし、歩く距離も短いのでこれからも何度か行けるだろう。しかし、会津駒ヶ岳の急な山道、往復七時間の行程を考えるともう二度と行けないかもしれない。しかし今の体力ならまだ会津駒ヶ岳登山が可能だろうという、秘かな望みを持っていた。」

書籍名:会津駒ヶ岳紀行
著者名:齊藤 弥四郎