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育児と仕事に格闘しながら、住まいや家庭を考える…

育児・子育て、注文住宅、仕事、イラストなど様々な活動を纏めてみました。



家の基本構造 〜いい家は見えないところが丈夫です!〜

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現在日本の住宅はさまざまな工法で建てられています。ここでは代表的な工法の特徴について学びましょう。

 

家の骨組みは人間で言うと骨格です

家にはさまざまな力がかかります。建物自体の重さや家具・人自体の重さ、雪の重さや風の力に加えて地震の際の力といった自然の力があります。それらの力から家を守るために重要なのが骨組みに当たる柱や梁になり、丈夫で長持ちなものが望まれます。また、あまり知られていませんが人間で言うと関節に当たる、柱と梁を繋ぐ接合部の強さも重要。これらをしっかりしたものにする事で、丈夫な家につながります。

 

  • A 小屋梁屋根:屋根に積もった雪、天井の重さなどを支える
  • B 床梁:2階の柱から伝わる屋根、2階壁、2階床、設置された家具や設備、1階天井の重さを支える
  • C 柱:梁(建物の重さ)を支え、その力を下に伝える

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 【柱-梁】積水ハウス軽量鉄骨の場合

【柱-梁】積水ハウス木造「シャーウッド」の場合

【柱-梁】積水ハウス重量鉄骨の場合

 

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住宅の代表的な工法を知ろう

今度家を建てる時は、木造がいいとか鉄骨がいいとか考えられている方も多いと思います。ただひとえに木造や鉄骨といっても、そのなかで様々な工法があり、特徴もさまざまです。まずは代表的な工法について知って丈夫な家づくりの参考にしましょう。

 

住宅の代表的な工法木造住宅軸組工法

  • 木造住宅軸組工法
    構造体は木材。柱や梁、筋交い等の骨組みで荷重※を支える、昔ながらの最も一般的な工法です。融通性が高く、敷地対応力、設計の自由度が高いのが特長です。※さまざまな力
    ツーバイフォー工法
    構造体は木材。2×4インチサイズの軸組材を使用します。柱を一切使わず板と枠材で床、壁・天井を組み立てます。気密性、断熱性、耐火性に優れています。
    軽量鉄骨ブレース工法
    構造体は軽量鉄骨。これは軽量鉄骨の柱や梁、ブレース(筋交いに相当)で建物を支え、外壁パネルを取り付けます。水平の力が加わっても建物の変形が少なく高い耐震性を実現しています。設計の自由度が高い工法です。
    重量鉄骨ラーメン工法
    構造体は重量鉄骨。太い柱と梁を溶接したフレームに外壁パネルを取付。柱と梁の接点の結合をかたくしている構造です。筋交いが不要なため大空間が確保できます。3階建て住宅に多く用いられる工法で、空間の広さを求められる店舗併用住宅などにも適しています。 

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この工法が一番丈夫で長持ちというのはありません

この工法ならば絶対に丈夫で長持ちという事はありません。大切なのは建築会社が実際の部材や構造物を使用して様々な実験や検証を行い、その技術データを活かして設計段階で計算する事、そのうえで計算した性能を発揮するために精度よく部材を製作し、しっかり施工する事が何よりも重要です。木造で建てるにせよ、鉄骨で建てるにせよこれらの点がしっかりしているかきっちり確認しましょう。

 

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出所)積水ハウス「sumai smile」

 

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<推薦図書>

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